評価が低いと感じる場合は転職も

会社が実力を正しく評価してくれないと感じる場合、まずは自身に至らない部分がなかったかを見つめ直す必要があります。高い実力があっても、態度が悪く反感を買っていたり、遅刻癖があったりすれば、高くは評価されません。

また、基本的に、人間は自身に対する評価が甘くなりがちなので、これまでの仕事は高く評価されるに値するものだったのかという点も、あわせて見つめ直したいところです。

もっとも、必ずしも自身の方に問題があるわけではなく、上司や会社側の方に問題があるケースも珍しくはありません。

嫉妬などの理不尽な理由で上司に嫌われている、新たな分野で結果を出しているので物差しがなく評価しづらい、会社の歴史が浅く人事の評価制度が未成熟などが、上司や会社側による問題として挙げられます。自身の行いや過去の仕事内容について見つめ直してもなお、実力が評価されていないと感じるのであれば、転職を検討するのもよいでしょう。

上司や会社側の問題で高く評価されていない場合、会社に残り頑張るのがベストな道とは限りません。状況が変わり、評価されるようになる可能性もありますが、どれだけ時間が経過しても相変わらず評価されないままという可能性も決して低くはありません。

IT業界の場合、人手不足に悩まされている会社が多いため、転職先を見つけるのは比較的容易です。この会社で働き続けても評価は上がらないと感じるのであれば、思い切って会社に見切りをつけるのも手です。